東海道新幹線 車内販売の20代女性が感染 濃厚接触の乗客なし

東海道新幹線 車内販売の20代女性が感染 濃厚接触の乗客なし
JR東海は、東海道新幹線で車内販売をしていた20代の女性従業員が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。
JR東海によりますと、感染が確認されたのは大阪市淀川区の事業所に所属する20代の女性従業員です。

女性は、今月12日、午前6時51分に新大阪駅を出発し午前9時18分に東京駅に到着する「のぞみ84号」と、午後0時42分に東京駅を出発し午後3時12分に新大阪駅に到着する「のぞみ355号」に乗車し、マスクを着用したうえで車内販売を行っていたということです。

女性は、12日の業務を終えて帰宅したあと味覚に異常を感じ、15日にPCR検査を行ったところ、16日、感染が確認されたということです。

JR東海は、女性と濃厚接触した乗客はいないとしていて、女性が乗車した車両や事業所の消毒を行うとともに、接触した従業員などの体調の確認を進めています。

JR東海は「お客様にご心配をおかけしますが、保健所の指示に従って感染の拡大防止に取り組んで参ります」とコメントしています。