「新宿からコロナ一掃」協力呼びかけへ 歌舞伎町300店舗を訪問

「新宿からコロナ一掃」協力呼びかけへ 歌舞伎町300店舗を訪問
日本最大の歓楽街の歌舞伎町がある東京 新宿区と、事業者との間で、感染予防対策を話し合う会合が開かれ、来週、区や事業者らがホストクラブなどを訪問して感染防止への協力を呼びかけるキャンペーンを行うことになりました。
東京 新宿区では先月、接待を伴う飲食店などの事業者との間で「対策連絡会」を設置し、16日に、二度目の会合が開かれました。

会議の冒頭で吉住健一区長は「東洋一の繁華街と言われる歌舞伎町が今、感染の多発地域というイメージが定着するようになってきている。再び輝きを取り戻すために、事業者の間のさまざまな横のつながりで、感染防止対策を進めてもらいたい」と述べました。

このあと、区と事業者の代表者との間で意見交換が行われ、今月23日から始まる連休を前に20日と21日の2日間、区と事業者などが連携して、歌舞伎町内にあるホストクラブやキャバクラ、およそ300店舗を訪問して感染防止対策への協力を呼びかけることなどが決まりました。

また、区から事業者に対して、事業者の意見を取り入れて作成した感染防止のためのチェックリストなども紹介されました。

歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長は「今、歌舞伎町は危機的な状況におかれている。これからも区と協力して、なんとか新宿からコロナを一掃していけたらと思う」と話していました。