大阪府 繁華街近くに臨時検査場を設置 新型コロナ感染増で

大阪府 繁華街近くに臨時検査場を設置 新型コロナ感染増で
大阪府は、新型コロナウイルスへの感染が若者を中心に夜の繁華街で広がっているとして、16日、繁華街の近くに臨時の検査場を設置しました。店で働く人や利用客で症状がある人は、積極的に検査を受けるよう呼びかけています。
大阪府内では、今月に入って新型コロナウイルスの感染確認が増加傾向にあり、12日には、いわゆる「大阪モデル」で黄色信号が点灯したほか、16日は緊急事態宣言が解除されてから最も多い66人の感染が確認されました。

これについて大阪府は、若い世代を中心に夜の繁華街で感染が広がっているとしており、対策として16日、繁華街のミナミの近くに、PCR検査を受けることができる臨時の検査場を設置しました。

大阪府によりますと、PCR検査は繁華街とその周辺の店舗の従業員や利用客のうち、発熱やせきなどの症状がある人が対象で事前に予約が必要です。

検査場では唾液の採取が行われ、所要時間は10分以内ですみ、検査の結果は翌日には判明するということです。

1日に最大で90人が検査を受けることができます。

視察した吉村知事は「5分から10分ほどで簡単に検査ができ、プライバシーも保たれる。積極的に検査をして、感染の拡大をおさえたい」と述べました。

検査場の開設時間は、休日も含めて午後2時から午後7時までで、予約の電話番号は06-6647-0641です。