大型肉食恐竜 スピノサウルス科の歯の化石18点発見 福井

大型肉食恐竜 スピノサウルス科の歯の化石18点発見 福井
福井県立恐竜博物館は、勝山市内のおよそ1億2000万年前の地層から、大型の肉食恐竜「スピノサウルス科」の歯の化石18点が見つかったと発表しました。国内で「スピノサウルス科」の歯の化石がこれほど多く見つかるのは初めてだということです。
見つかったのは、大型の肉食恐竜で、水辺で魚を主食にして生きていたとされる「スピノサウルス科」の歯の化石18点です。
福井県が勝山市北谷町のおよそ1億2000万年前の白亜紀前期の地層で、去年まで実施した調査のなかで発掘され、なかには長さが4.6センチにおよぶ歯もありました。
恐竜博物館によりますと、当初は首長竜の歯の化石と推測されていましたが、近年研究が進んだ結果、表面に縦方向の多数の筋が入っていることなどスピノサウルス科の特徴を備えていることがわかりました。

国内でスピノサウルス科の歯の化石が見つかるのは、4例目ですが、同じ場所でこれほど多く見つかるのは今回が初めてだということです。
福井県立恐竜博物館の服部創紀研究職員は「勝山の発掘現場で『魚食性』という生態系が異なる恐竜がいたことがわかりました。今後、骨の化石が見つかることを期待したいです」と話していました。

この歯の化石は、今月23日から県立恐竜博物館で展示される予定です。