台風19号で大規模浸水の川崎市 水門電動化など対策

台風19号で大規模浸水の川崎市 水門電動化など対策
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大雨が多くなる出水期に入り、去年の台風19号で浸水被害を受けた川崎市は、13日夜住民説明会を開き、水門の電動化などの対策を新たに講じたことを説明しました。
川崎市は、去年10月の台風19号の影響で多摩川沿いの排水路が逆流し、内水氾濫が起きるなどして100ヘクタール以上が浸水する被害を受けました。

市は、当時の対応の検証結果やその後の対策について、市内6か所で住民説明会を開催する予定で、13日夜は中原区で1回目の説明会が開かれました。

市の担当者は当時の対応について、
▽情報収集や共有の体制が不十分だったことや、
▽逆流した排水路について「雨が降っている時は水門を開けたままにする」などとしていた操作手順の見直しが必要だ、とする検証結果を報告しました。

そして、検証を踏まえた対策として、
▽手動だった排水路の水門を先月までに電動化し、
▽水位計など観測機器を設置して遠隔で監視や操作ができるようにしたうえで、
▽雨の状況にかかわらず逆流が確認されれば水門を閉めるよう操作手順を改めたことを説明しました。

川崎市上下水道事業管理者の金子督さんは「九州などの豪雨被害を受け、市民の不安も高まっている。各地区で説明会を開き、今後はポンプ場の設置など中長期的な対策についても、住民に意見を聴きながら方向性を検討したい」と話していました。