豪雨被災地 熊本 人吉 臨時休校の小中学校が再開

豪雨被災地 熊本 人吉 臨時休校の小中学校が再開
記録的な豪雨による球磨川の氾濫で大きな被害を受けた、熊本県人吉市では13日、臨時休校していた小中学校が再開しました。
人吉市内の6つの小学校と3つの中学校は、豪雨でグラウンドが水につかったり、通学路が土砂でふさがったりして臨時休校となっていましたが、土砂の撤去などが進み、13日から学校活動を再開させました。

このうち球磨川の近くにある西瀬小学校では、全校児童200人余りのうち、およそ6割の自宅が浸水したため、家庭の事情に配慮し登校時間を延長して午前9時までとしました。

通学路となっていた西瀬橋の一部が流出したほか、離れた親戚の家などから通う児童も多いことから、多くの子どもたちが保護者の車に乗って登校していました。

浸水でランドセルや教科書が使えなくなった子どもも多いということで、13日は授業を行わず必要な学用品の聞き取りや子どもたちが楽しめるようなレクリエーションを行う予定だということです。

2人の息子を学校に送ってきた40代の父親は「平屋の自宅が全部水につかってしまい大変な状況です。子どもたちは自宅や川の様子を見てショックを受けているし、疲れていると思うので、こまめに声をかけてあげたい」と話していました。

5年生の息子をもつ40代の母親は「自宅は幸い無事でしたが、子どもたちは変わり果てた川や市内の様子を見て不安そうにしていました。友達が無事かどうか心配です」と話していました。

豪雨の当日 学校周辺の様子は

西瀬小学校では校舎への浸水はなかったものの、通学路になっている橋が流出したほか、あふれた水が校門の近くまで迫りました。

記録的な豪雨となった今月4日午前9時半すぎ、西瀬小学校の屋上から教職員が球磨川などの近くの状況を撮影していました。

9時34分の写真には校門付近まで水が迫り、目の前の道に大量の流木などが流されてきている様子が写されています。

また、9時39分と42分の動画では、通学路となっている球磨川にかかる西瀬橋の一部が流出し、濁った水が激しく流れている様子が分かります。

さらに9時45分に撮影された動画には、学校の脇を流れる球磨川の支流があふれた上、もとは橋だった場所に大量の流木などがたまっていて、川と道路の境目が全くわからなくなっていました。