ヤンキース チャップマンが陽性反応 新型コロナウイルス

ヤンキース チャップマンが陽性反応 新型コロナウイルス
大リーグ、ヤンキースの抑え投手で、169キロの球速を記録したこともあるアロルディス・チャップマン投手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出て、今月23日の開幕には間に合わない見通しとなりました。
これはヤンキースのアーロン・ブーン監督が11日の会見で明らかにしました。チャップマン投手についてブーン監督は、「検査で陽性反応が出た選手が1人いて、それはチャップマンだった。軽い症状が出ているが全体としては大丈夫だ。キャンプには当面の間、いないことになる」と述べました。

昨シーズン、37セーブをあげたチャップマン投手はキャンプ前の検査では陽性反応を示さず、今月4日からニューヨークのヤンキースタジアムでキャンプに入りましたが、その後の検査で陽性反応が出ました。

ヤンキースは今月23日にナショナルズとの開幕戦を迎えますがチャップマン投手は今後、チームに復帰したあと、調整を行うことから、開幕には間に合わない見通しとなりました。

ヤンキースではこれまでに主力の野手のDJ・ルメイヒュー選手にも検査で陽性反応が出ていて、大リーグ契約の選手では3人目の感染者となりました。

大リーグ機構などは10日には、各球団でキャンプが再開された後、今月9日までの間に行われた検査で新たに選手13人とスタッフ4人が陽性反応を示したと発表していました。