豪雨災害 九州で行方不明者の捜索活動続く

豪雨災害 九州で行方不明者の捜索活動続く
豪雨災害で、依然として6人が行方不明となっている熊本県では、警察などによる捜索活動が続いています。11日、1人の遺体が見つかった津奈木町の現場でも残る行方不明者の捜索が行われています。

熊本 津奈木町では200人体制

熊本県では球磨川が各地で氾濫したり土砂崩れが相次ぐなど各地で甚大な被害が出ていて、県内では、これまでに62人が亡くなり、依然として6人が行方不明となっています。

このうち県南部の津奈木町では住宅1棟が崩落した山肌に押しつぶされ、親子2人が行方不明となっています。

警察によりますと、11日の捜索で2人のうち58歳の息子と見られる男性1人が遺体で見つかり、12日も警察、消防、自衛隊などがおよそ200人体制で、現場に警察犬を入れたり、重機を使って慎重に土砂を取り除いたりして、残る行方不明者の捜索を続けています。

これまで捜索活動を妨げていた雨は12日はやみましたが、午前中から気温が上がって蒸し暑くなり、隊員たちは汗を流しながら捜索に当たっていました。

近所に住む84歳の男性は、「土砂崩れが起きたときは、まるで雷が鳴ったような大きな音がした。行方不明者が早く見つかってほしい」と心配そうに話していました。

大分 由布 川に流された家族ら4人の捜索

大分県内では由布市と日田市で合わせて5人が行方不明になっています。

このうち由布市で川に流されて行方不明になったとみられる渡邊知己さん(54)と妻の由美さん(51)、長男の健太さん(28)の家族3人と、市内の40代とみられる男性の4人の捜索は、由布市や大分市を流れる大分川で行われました。

捜索は280人余りの態勢で行われ、増水し濁った水が流れる川に近づかないようにしながら、警察が川岸の草の茂みを棒でかき分けるなどして手がかりがないか探していました。

警察と消防などは今後の天候や川の状況を見ながら引き続き、行方不明になっている5人の捜索を行うことにしています。