豪雨被災地復旧へ 感染予防と両立しボランティア確保を 防災相

豪雨被災地復旧へ 感染予防と両立しボランティア確保を 防災相
一連の豪雨災害への対応について、武田防災担当大臣は、NHKの「日曜討論」で、新型コロナウイルスの感染が続く中、感染予防と災害対策の両立を図りながら、被災地の復旧に向け、ボランティアの確保を進めたいという考えを示しました。
この中で、武田防災担当大臣は、「『コロナ禍』で気を抜けない状況の中で、ボランティアの出足が非常に悪く、絶対的なマンパワーが足りない。流れ込んだ土砂やゴミの除去には、ボランティアをはじめとしたマンパワーが必要だ。新型コロナウイルス対策をしながら、多くの方々の手を借りるシステムをどう作り上げるかが大きなテーマだ」と述べました。

また、今後の災害対策について、「ダムの『事前放流』を行うなど、災害に備えていくための新しい手を、先手先手で打っていく。今までの教訓を生かしながら、不断の見直しを行い、災害に備えていくことが、いちばん求められてくる」と述べました。