サッカーJリーグ 10日から観客を入れて試合へ 新型コロナ

サッカーJリーグ 10日から観客を入れて試合へ 新型コロナ
サッカーJリーグは、各クラブの代表などが参加する実行委員会を開き、今月10日から観客を入れて試合を行うことを改めて確認し、村井満チェアマンは、「次のフェーズに移行するが、観客も守り、選手も守る」と決意を話しました。
実行委員会では、6日開かれたプロ野球とともに新型コロナウイルスの対応策を協議する対策連絡会議での専門家の意見を踏まえ、今月10日から予定どおり観客を入れて試合を行うことを各クラブと改めて確認しました。

試合は政府の方針に従って、5000人、または収容人数の半分以内のいずれか少ないほうで観客を入れ徹底した感染防止策をとって行う予定ですが、安全を担保できるとして、会場で配布物を配ることや、当初、飲み物だけとしていた場内販売で食べ物やグッズを販売することを認めました。

一方で、アルコール飲料の販売については慎重に検討するべきだとして今月中は見送ることにしました。

Jリーグの村井チェアマンは「現状の見立ては予断を許すものではないが政府の方針に従って今月10日から観客を迎える次のフェーズに移行する。観客も守り、選手も守る」と決意を話しました。

Jリーグでは、今月10日から12日にかけてJ1からJ3の合わせて29試合で公式戦再開後初めて観客を入れて試合が行われます。