プロ野球 観客数拡大へ 今月20日ごろに感染状況確認 コロナ

プロ野球 観客数拡大へ 今月20日ごろに感染状況確認 コロナ
プロ野球の12球団の代表者による会議が開かれ、来月1日をめどに球場の収容人数の半分まで観客数を拡大する方針について、今月20日ごろに、感染状況を改めて確認することを申し合わせました。
プロ野球は、今月10日から観客を5000人まで入れて試合を行い、来月1日からは政府の指針に基づき、球場の収容人数の半分まで観客数を拡大させる方針です。

6日午前開かれたサッカーJリーグとの対策連絡会議では、来月から観客数を拡大させることについて、感染症の専門家から「感染者数の推移を注意深く見て、最終的に今月20日前後に判断すべき」という慎重な意見が出されました。

これを受けて午後に開かれた12球団の代表者会議では、今月20日ごろに感染状況を改めて確認することを申し合わせました。

NPB=日本野球機構の井原敦事務局長は、オンラインでの会見で「現時点で政府から新しい指針は出されていないので、20日ごろに会議を開く予定はないが、政府の指針が変われば、そのつど対応は必要だと思う」と述べ、政府の見解に従う考えを改めて示しました。

このほか、11月21日からの日本シリーズに巨人が進出した場合は本拠地の東京ドームが社会人野球の大会のため使用できないことが決まっていますが、6日のNPBの理事会では開催が可能な本拠地球場は使用し、確保できない球団は本拠地に近い都市の球場を軸に検討を進めることを確認しました。