高島屋 3~5月決算 売り上げ半減で205億円赤字 新型コロナ影響

高島屋 3~5月決算 売り上げ半減で205億円赤字 新型コロナ影響
大手デパート 高島屋のことし3月から5月までの3か月間の決算は、最終的な損益が205億円の赤字となりました。

新型コロナウイルスの影響で4月から5月にかけて国内の主力店舗などが休業し、売り上げが大きく減少したためです。
高島屋が発表した、ことし3月から5月までの3か月間の決算によりますと、売り上げは1162億円余りで、去年の同じ時期と比べ48%減少と、ほぼ半分になりました。

また、最終的な損益は205億円余りの赤字となりました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月から5月にかけて食品売り場を除き国内の主力店舗で最大40日以上にわたって休業が続いたことによるもので、特に4月は売り上げが去年の同じ月と比べて70%以上減少しました。

5月からは多くの売り場が営業を再開していますが、高島屋は、新型コロナウイルスの影響が見通せないとして、来年2月までの1年間の業績の見通しは引き続き「未定」としています。