文部科学省元局長の贈収賄事件 6日初公判 無罪主張か 東京地裁

文部科学省元局長の贈収賄事件 6日初公判 無罪主張か 東京地裁
文部科学省の元局長が東京医科大学に息子を不正に合格させてもらったとして起訴された贈収賄事件の初公判が6日、東京地方裁判所で開かれます。関係者によりますと、収賄側の元局長と贈賄側の大学の前理事長らはいずれも無罪を主張する方針で、裁判の行方が注目されます。
文部科学省の元局長の佐野太被告(60)は国が私立大学を支援する事業の選定で東京医科大学に便宜を図った見返りに、おととし大学を受験した息子を不正に合格させてもらったとして受託収賄の罪に問われ、東京医科大学の前理事長の臼井正彦被告(79)らが贈賄の罪に問われるなど、4人が起訴されています。

佐野元局長は捜査段階の調べで「大学側に助言はしたが当時は官房長で職務権限は無かった。息子を不正に合格させてくれとまでは依頼していない」などと一貫して否認していました。

関係者によりますと、贈賄側の前理事長らも起訴内容を否認していて、裁判では4人がいずれも無罪を主張し、全面的に争う方針だということです。

4人の初公判は6日、東京地方裁判所で開かれ、裁判では元局長による便宜供与があったかや息子の合格が賄賂にあたるのかなどが争われる見通しです。