トルコ 大量の花火が爆発 4人死亡 新型コロナで売れ残る

トルコ 大量の花火が爆発 4人死亡 新型コロナで売れ残る
トルコにある花火製造工場で、新型コロナウイルスの流行の影響で売れ残った大量の花火が爆発して4人が死亡、108人がけがをしました。
トルコ北西部のサカルヤ県にある花火製造工場で3日午前、爆発が起き建物が炎上しました。

火は夜までに消し止められましたが、トルコ政府によりますと、4人が死亡、108人がけがをしたということです。

また、3人の行方が分からなくなっていて、当局は捜索を続けるとともに、爆発の原因を調べています。

地元メディアによりますと、工場には当時、新型コロナウイルスの流行に伴うイベントの自粛などで売れ残った110トンもの花火があったということです。

トルコでは、1日の感染者数が一時よりも減少したことから、政府が商業活動の制限の緩和を進めていますが、打撃を受けた経済の回復の足取りは鈍いのが実情です。