東京 池袋で感染急増 豊島区が拡大防止へ緊急集会 新型コロナ

東京 池袋で感染急増 豊島区が拡大防止へ緊急集会 新型コロナ
都内有数の夜の繁華街 池袋で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、東京 豊島区は急きょ、感染拡大の防止を呼びかける集会を開き、「地域と行政が一体となって感染拡大を防止する」よう呼びかけました。
この集会は、豊島区の新型コロナウイルスの感染者が先週は36人、今週はすでにそれ以上と、この2週間で急増していることから、区が繁華街などの団体と緊急に開きました。

まず、高野之夫区長が「おととい、感染者数で池袋が新宿を上回るというショッキングなニュースがあり、封じ込めのための対策は急務だ」と呼びかけました。

豊島区では1日から感染拡大の防止策として、施設や店舗に密閉空間を作らない換気やレイアウト、清掃といった7つのポイントを写真などで示してもらい、区が認定した事業者には登録ステッカーを配る制度を始め、すでに10件の申請や問い合わせが来ているということです。

参加した池袋社交飲食業組合の渡辺岩男会長は「小さな池袋という街で急に増えているので、一軒一軒、店舗を指導して回り、地域から感染者を出さないようにしたい」と話していました。