さいたま コロナ感染防止対策徹底を キャバクラ店など啓発へ

さいたま コロナ感染防止対策徹底を キャバクラ店など啓発へ
さいたま市のキャバクラ店の従業員や利用客に新型コロナウイルスの複数の感染者が確認される「クラスター」が発生していることを受けて、清水市長は接待を伴う飲食店などを市の担当者が訪問し、感染防止対策の徹底を呼びかけることを明らかにしました。
さいたま市では、大宮区のキャバクラ店で1日までに従業員と利用客合わせて14人の集団感染が確認されているほか、別のキャバクラ店でも従業員1人の感染が分かっています。

これについて、さいたま市の清水市長は、2日の記者会見で「繁華街を中心に商店街や業界団体などに声をかけて、情報共有し、感染予防対策の周知徹底を呼びかけたい」と述べ、接待を伴う飲食店を市の担当者が直接訪問するなどして、感染防止対策を徹底するよう啓発を行う方針を示しました。

そのうえで、今後接待を伴う飲食店で感染者が確認された場合は、濃厚接触者だけでなく、感染状況を把握するためその店の従業員や利用客などにも、従来よりも範囲を拡大して積極的にPCR検査を行う考えを示しました。