神奈川 ことしは海水浴場開設なし 遊泳控えるよう看板設置

神奈川 ことしは海水浴場開設なし 遊泳控えるよう看板設置
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新型コロナウイルスの影響で、海水浴場が開設されないことが決まっている神奈川県内の海岸では、県の職員らが遊泳を控えるよう呼びかける看板を設置する作業を進めています。
神奈川県内ではこの夏、海水浴場が開設されないことが決まっていますが、県は、それでも多くの人が訪れることが想定されるとして、遊泳を控えるよう呼びかけています。

このうち、毎年150万人を超える海水浴客が訪れる藤沢市の海岸では2日、県の職員らが、遊泳を控えるよう呼びかける看板を設置しました。

看板には「十分な安全対策が確保されていないため、遊泳はお控えください」と書かれています。県では、三浦市から湯河原町までの海岸、60か所にこの看板を設置することにしています。

また、砂浜では警備員が海岸の安全を守るための見回りを始めています。神奈川県砂防海岸課の佐々木常光副技幹は「海岸を訪れる人は例年とちがって危険だということを十分認識してもらいたい。地元と連携して安全確保に取り組み、この夏を乗り切りたい」と話していました。

海岸を散歩していた地元の40代女性は「コロナウイルスの第2波がくるかもしれないので、ことしはみんなで我慢をしてまた来年からにぎわってほしいです」と話していました。