立民 枝野代表 国民との合流 党名や政策の扱いなど譲歩せず

立民 枝野代表 国民との合流 党名や政策の扱いなど譲歩せず
国民民主党との合流について、立憲民主党の枝野代表は、記者会見で、「考え方は変わっていない」と述べ、ことし1月に折り合えなかった党名や政策の扱いなどで譲歩しない考えを示しました。
立憲民主党と国民民主党は、新型コロナウイルスの感染が収束したあとの社会の在り方について協議することになり、両党や支持団体の連合からは、ことし1月に見送られた合流の機運を再び高めるきっかけにしたいという声が出ています。

これについて、立憲民主党の枝野代表は、記者会見で「1月の時点でこの問題について述べて以降、何か新しいことを言うことはない。考え方は変わっていない」と述べ、国民民主党側と折り合えなかった党名や政策の扱いなどで今後も譲歩しない考えを示しました。

一方、河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員が逮捕された選挙違反事件について、枝野氏は「事実関係について、政府・与党には説明責任があり、引き続き、強く求めていく。河井夫妻は、政治的な責任をとり、速やかに辞職すべきだ」と述べました。