野党4党 専門家会議廃止の経緯説明など求める方針 新型コロナ

野党4党 専門家会議廃止の経緯説明など求める方針 新型コロナ
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新型コロナウイルス対策を話し合う政府の専門家会議が廃止されることについて、野党側は政府に対して詳しい経緯の説明を求めるとともに、今後の対応に支障が出ないか追及する方針で一致しました。
立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の国会対策委員長は、国会内で会談し、政府の新型コロナウイルス対策などをめぐって意見を交わしました。

この中で、政府の専門家会議が廃止され、改めて分科会として設置されることについて、「政府が経済優先にかじを切り、医学的な見地を軽視しようとしているのではないか」とか、「廃止を決めたプロセスが不透明だ」などという意見が相次ぎました。

そして、衆参両院の厚生労働委員会や内閣委員会の閉会中審査などで、政府に対して詳しい経緯の説明を求めるとともに、今後の対応に支障が出ないか追及する方針で一致しました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し、国会で審議すべき問題が山積しているとしたうえで「臨時国会を開かず、やり過ごそうというのはとんでもない話で、絶対に許さない。国会の召集を国民とともに求めたい。ひきょうでこそくなことをすれば、政権を失うことになる」と述べました。