NY株価 ダウ値上がり 金の先物も高値に

NY株価 ダウ値上がり 金の先物も高値に
30日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、2日続けて値上がりしました。
30日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて217ドル8セント高い、2万5812ドル88セントで、2日連続で値上がりしました。

この日は、前日の終値をはさんで、売り買いが交錯しましたが、取り引き終了にかけて、買い注文が広がりました。

また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、大幅に上昇し、1万ポイントを回復しています。

ただ、市場では、新型コロナウイルスの感染が再び拡大し景気への影響が長期化するのではないかいう見方も根強く、この日は、安全資産とされる金を買う動きが強まって、先物価格は一時、1オンス=1800ドルを超え、2011年11月以来となる高値をつけています。

第2四半期では記録的な上昇

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、6月までの3か月間の第2四半期では、18%近い記録的な上昇となりました。

ただ、このところ感染が再び拡大していることから、この1か月はほぼ横ばいで投資家の慎重な姿勢が強まりつつあります。

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価の30日の終値は、2万5812ドル88セントで、3月末の終値と比べると、3895ドル、率にして17.7%の大幅な上昇を記録しました。

ダウ平均株価は、ことし1月から3月までの第1四半期は新型コロナウイルスの感染拡大で、23%急落しましたが、その後の3か月は「V字」に近い回復をしたことになります。

また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、ダウ平均株価を上回るペースで上昇を続け、6月上旬には最高値を更新しています。

このようにニューヨークの株価は、「実体経済とのかい離」も指摘される中で、中央銀行による大規模な金融緩和に支えられ、急速に回復してきました。

ただ、このところ全米各地で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、景気に対して長期にわたって影響を及ぼすのではないかとの見方から、6月だけで見てみますと、ダウ平均株価の値上がりは、2%足らずとほぼ横ばいで、投資家の慎重な姿勢が強まりつつあります。