レジ袋 中国は10年余前に有料化 安価で削減効果に疑問の声も

レジ袋 中国は10年余前に有料化 安価で削減効果に疑問の声も
中国では2000年代から、路上に捨てられたレジ袋が「白色汚染」と呼ばれて問題となり、中国政府は2008年から、厚さ0.025ミリ以下のレジ袋の生産や使用を禁止するとともに、それ以上の厚さのレジ袋は有料とすることを義務づけました。
ただ、制度の導入以降、10年余りがたちましたが、レジ袋の価格は日本円で2円から6円程度と安く抑えられていることから、環境団体などからは削減の効果を疑問視する声もあがっています。

実際、北京市内でレジ袋を手にした買い物客に話を聞くと、「レジ袋の価格を知らない」とか「有料かどうかまったく気にしていない」といった声も聞かれました。

これについて、ゴミ問題などに取り組む北京の環境団体の孫敬華さんは、「レジ袋の価格を現在の2倍程度まで引き上げれば、消費者は考慮するようになり、経済的な効果が発揮されるだろう」と述べ、消費者がある程度、負担に感じる価格設定が必要だと指摘しました。

こうした状況を踏まえ、中国当局はことし1月にプラスチックごみに関する新たな指針を発表し、北京や上海など大都市では、年内にレジ袋の使用を禁止するとしています。