北朝鮮 キム委員長の動静 ことし上半期はこれまでで最少に

北朝鮮 キム委員長の動静 ことし上半期はこれまでで最少に
北朝鮮の国営メディアが、ことし上半期に伝えたキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の動静は、最高指導者に就任して以降、同じ時期としては最も少なくなりました。
北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスによりますと、ことしに入ってから30日までの半年間、キム委員長の公の場での活動を伝える動静は20件でした。

4月から5月にかけては、およそ3週間にわたって動静が途絶えたあと、肥料工場のしゅんこう式に出席したことが伝えられました。

キム委員長が最高指導者として活動を始めた2012年以降、例年、上半期には50件以上の動静が伝えられていましたが、ことしはその半分以下となり、最も少なくなりました。

北朝鮮は、新型コロナウイルスの感染者は国内で1人もいないと主張していますが、外国から帰国した人の隔離を行うなど、感染防止のための対策を徹底していると明らかにしています。

また、国営メディアは6月、キム委員長が出席して、党の会議がテレビ会議の方式で行われたと伝えました。

キム委員長の動静が減ったことについて韓国の情報機関などは、新型コロナウイルスに感染するリスクを避けるため、キム委員長が外部での活動を控えているのではないかという見方を示しています。