浅間山 小規模噴火の可能性「火山活動 高まっている」

浅間山 小規模噴火の可能性「火山活動 高まっている」
長野と群馬の県境にある浅間山について火山噴火予知連絡会は、6月20日ごろから山の膨らみを示すとみられる傾斜変動が続き、火口内の温度の上昇も認められるとして、「火山活動が高まっていて、今後、小規模な噴火が発生する可能性がある」とする見解をまとめました。
専門家などでつくる火山噴火予知連絡会は、30日、定例の会合を開き、浅間山の活動について検討しました。

浅間山では6月20日ごろから山の膨らみを示すと見られる傾斜変動が続き、地下の浅いところを震源とする火山性地震も増加しています。

また、火山ガスの1日あたりの放出量は、去年10月以降200トン以下と少ない状態でしたが、6月25日には1000トンを観測するなど多い状態が続いています。火口のそばに設置したカメラの映像からは、6月下旬から火口内の温度の上昇が観測されています。

このため火山噴火予知連絡会は、「浅間山では火山活動が高まっていて、今後、小規模な噴火が発生する可能性がある」とする見解をまとめました。

気象庁は「火口周辺規制」を示す噴火警戒レベル「2」を継続し、山頂火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。