BPO 北日本放送に放送倫理違反 “スポンサーのPR要素目立つ”

BPO 北日本放送に放送倫理違反 “スポンサーのPR要素目立つ”
富山県の北日本放送が去年10月に放送した資産形成に関する番組について、BPO=「放送倫理・番組向上機構」は、スポンサーの事業内容をPRする要素が目立つとして「放送倫理違反があった」と結論づけました。
北日本放送は去年10月、金融商品を仲介する会社をスポンサーとする超高齢化時代の資産形成について伝える15分間の番組、「人生100年時代を楽しもう!~自分に合った資産形成を考える~」を放送しました。

BPOの放送倫理検証委員会は、視聴者から「会社の宣伝にしか見えない」という指摘を受け、日本民間放送連盟の放送基準に抵触するおそれがあるとして審議していました。

BPOは、30日、意見をまとめて公表し、「スポンサー会社の社長がセミナーの講師として何度も登場するなど会社とその事業内容をPRする要素が目立つ」などと指摘しました。

そのうえで「スポンサーの意向や事業から独立した内容なのか見分けがつきにくく、視聴者が広告放送であるとの疑いや誤解を招くのは無理もない」と指摘し、「放送倫理違反があった」と結論づけました。

北日本放送は、「今回の意見書を重く受け止め、考査体制を強化し、視聴者に信頼される番組づくりに真摯(しんし)に取り組んでいきます」とコメントしています。