中東派遣の護衛艦たかなみ 帰国「安全確保に貢献」河野防衛相

中東派遣の護衛艦たかなみ 帰国「安全確保に貢献」河野防衛相
中東地域に派遣されていた、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が、30日、神奈川県にある基地に帰国し、出迎えた河野防衛大臣は「日本関係船舶の安全確保に必要な情報の収集に、大きく貢献した」と述べ、隊員をねぎらいました。
政府は、中東地域での日本関係船舶の安全確保に向けて、情報収集態勢を強化するため、ことし2月、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」を派遣しました。

「たかなみ」はオマーン湾やアラビア海北部で、3か月にわたって活動し、延べおよそ8000隻の船の航行を確認しましたが、不審な船はなく、別の護衛艦と交代して30日午前、神奈川県にある海上自衛隊横須賀基地に帰国しました。

出迎えた河野防衛大臣は、およそ100人の隊員に「オマーン湾をはじめとする海域は、原油輸入のおよそ9割を中東地域に依存するわが国の生命線だ。任務を完遂し、日本関係船舶の安全確保に必要な情報の収集に、大きく貢献した」と述べ、ねぎらいました。

そのうえで、河野大臣は「新型コロナウイルス感染症が、世界的に拡大し、寄港地における上陸が大幅に制限されるなか、高い士気と規律を維持し、立派に任務を完遂したことを大変誇りに思う。貴重な経験をいかし、引き続き任務にまい進してほしい」と述べました。