中国 製造業の景況感 3か月ぶりに改善

中国 製造業の景況感 3か月ぶりに改善
中国の今月の製造業の景況感を示す指数は、3か月ぶりに改善しました。ただ、海外からの受注に関する指数は低い水準が続いていて、海外での新型コロナウイルスの感染拡大が、景気の先行きの不確定要素となっています。
中国国家統計局は、毎月、製造業3000社を対象に景況感を調査する製造業PMI=購買担当者景況感指数を発表しています。

30日、発表された今月の製造業PMIは50.9で、先月より0.3ポイント上昇し、3か月ぶりの改善となりました。

中国の製造業PMIは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月に景気判断の節目となる50を大きく下回る水準に落ち込みましたが、3月以降は、50を上回る水準が続いています。

ただ、関連指標として公表されている海外からの受注に関する指数は42.6と、先月よりも7ポイント余り改善したものの、6か月連続で節目の50を下回っています。

ヨーロッパやアメリカなど一部の地域では感染が再び拡大し、経済活動の再開を見直す動きも出ていて、中国の統計当局も、海外での感染の状況が今後の景気回復を見通すうえでの不確定要素だとしています。

一方、同時に公表された今月の非製造業のPMIは54.4で、先月を0.8ポイント上回り、4か月連続で改善しました。