飲食店にステッカー コロナ感染防止対策アピール 東京 台東区

飲食店にステッカー コロナ感染防止対策アピール 東京 台東区
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新型コロナウイルスの影響で遠のいた客足を取り戻そうと、東京 浅草や上野などの飲食店では、店の感染防止対策をステッカーでアピールする取り組みが26日から始まりました。
これは地元の飲食店を支援するため東京 台東区が始めました。

「新しい日常取組宣言」というA4サイズのステッカーで、手指の消毒や店内の換気、マスクの着用といった取り組みをアピールできるようになっています。

26日は午前10時から、区の職員が浅草の商店街にある飲食店を訪ねてまわり、ステッカーを手渡して活用を呼びかけました。

このうち、創業22年のもんじゃ焼き店は、売り上げが以前の4割程度にまで落ち込み、店では、消毒や換気などに加え、テーブルにアクリル板を設置したり、来店した客の体温をチェックしたりして感染防止に努めています。

店の経営者は、受け取ったステッカーに「元気な安心・安全の生活を取り戻そう」というメッセージを書き加えて、早速、店頭に貼っていました。

「もんじゃ七五三」の西原順子さんは「ステッカーを通じて安心して利用できる店だという口コミが広がり、一人でも客足が戻ることを願っています」と話していました。

台東区産業振興課の上野守代課長は、「浅草や上野がまち全体で対策に取り組み、飲食店を安心して利用できる地域だと広く知ってもらい、地域経済の回復につなげたい」と話していました。