日本相撲協会 ぶつかり稽古などの自粛を解除

日本相撲協会 ぶつかり稽古などの自粛を解除
日本相撲協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各部屋に対して、ぶつかり稽古など接触を伴う稽古の自粛を求めていましたが、25日付で解除しました。
日本相撲協会は、力士の新型コロナウイルスの感染が明らかになった、ことし4月から、ぶつかり稽古や力士どうしが相撲を取る申し合いなど接触を伴う稽古の自粛を求めていました。

相撲協会では感染予防を十分に行い、味覚と臭覚の異常や全身のけん怠感など、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状が少しでもある力士は、稽古を休ませることを条件に、25日付で自粛を解除しました。

接触を伴う稽古は、これまで各部屋の師匠の判断で行うことが可能になっていて、白鵬と鶴竜の両横綱などは、今月に入ってすでに7月場所に向けて再開しています。

一方で、相撲協会は他の部屋に出向く「出稽古」については、引き続き禁止するとしています。