ことしの科学技術戦略案 大学の研究開発など支援強化

ことしの科学技術戦略案 大学の研究開発など支援強化
政府はことしの新たな科学技術戦略の案を取りまとめ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、活動が停滞している大学の研究開発やスタートアップ企業への支援を強化するとともに、教育や物流など社会のあらゆる分野でのデジタル化を目指すとしています。
ことしの科学技術戦略の案では、新型コロナウイルスの感染拡大で、国内のデジタル化の遅れや意思決定のスピード感の欠如が露呈したと指摘しており、当面の対応として、研究室の閉鎖や投資の縮小で停滞している大学の研究開発やスタートアップ企業への支援を強化するとしています。

また、教育や物流など社会のあらゆる分野でのデジタル化を目指し、業種や分野を越えたデータの利活用に向けたルールづくりを進めるほか、社会のデジタル化を支える基盤として、5Gに続く次世代の通信規格やAI=人工知能に集中的な投資を行うとしています。

さらに、感染収束後の経済回復につなげるため、成長が期待される環境分野の技術革新を後押しするとともに、日本が強みを持つ原材料分野を新たな戦略分野に位置づけ、研究開発を促進することを盛り込んでいます。

政府は26日に開く、「統合イノベーション戦略推進会議」で、ことしの科学技術戦略を決定する方針です。