卓球 代表合宿再開 伊藤 平野ら参加 新型コロナで2か月余中断

卓球 代表合宿再開 伊藤 平野ら参加 新型コロナで2か月余中断
新型コロナウイルスの影響で中断していた卓球の日本代表の合宿が都内で再開し、東京オリンピックの代表に内定している伊藤美誠選手や平野美宇選手などが感染予防の対策を取りながら練習に参加しました。
東京 北区のNTC、ナショナルトレーニングセンターで行われていた卓球の日本代表の合宿は。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月上旬に中断しました。

その後、緊急事態宣言の解除を受けて今月からNTCの卓球場の利用が再開され、22日から代表合宿が始まりました。

初日の練習には東京オリンピックの代表に内定している伊藤選手や平野選手、それに丹羽孝希選手などおよそ20人が参加しました。

選手たちは消毒液が入ったトレーに足を入れてシューズを消毒したり、アルコールで手を消毒したりしてから卓球場に入りました。

卓球台もこれまでより間隔を空けておよそ5メートルおきに配置されたほか、監督やコーチはマスクを着用したまま指導にあたるなどさまざまな感染予防対策が取られました。

代表合宿は来月18日まで行われますが、ダブルスの練習は当面、禁止され、感染の状況や選手の体調などを総合的に判断した上で再開の時期を検討するということです。

平野選手は「2か月半ぶりにNTCで練習ができてすごく久しぶりな感じがするし、とてもうれしい。しっかりと対策をしながらまずは自分が感染しないように気をつけて、そのうえで試合に向けて強くなれるように頑張りたい」と話していました。