プロ野球 約3か月遅れてシーズン開幕 全試合結果

プロ野球 約3か月遅れてシーズン開幕 全試合結果
プロ野球は19日、新型コロナウイルスの影響で当初の予定よりおよそ3か月遅れてレギュラーシーズンが開幕し、ナイトゲーム6試合が、すべて史上初の無観客で行われました。

パ・リーグ

▽西武対日本ハムは、西武が3対0で勝ちました。
西武は4回、山川選手のタイムリー内野安打などで3点を先制しました。
先発のニール投手は持ち味の打たせて取るピッチングが光り、6回無失点で今シーズン初勝利をあげました。
日本ハムは打線がヒット2本とふるいませんでした。

▽ソフトバンク対ロッテは、ソフトバンクが延長10回、2対1でサヨナラ勝ちしました。
ソフトバンクは1対1の10回、ツーアウト三塁から栗原選手のタイムリーで試合を決めました。
ロッテは9回ツーアウトから中村奨吾選手のタイムリーで同点に追いつきましたが、10回のチャンスを逃したのが響きました。

▽オリックス対楽天は、楽天が9対1で勝ちました。
楽天は1対1で迎えた8回、新加入の鈴木大地選手がタイムリーを打つなど7本のヒットを集め、一挙8点を勝ち越しました。
先発したエースの則本昂大投手は7回1失点と好投し、白星をあげました。
オリックスは先発の山岡投手が7回1失点と好投しましたが、リリーフ陣が打たれました。

セ・リーグ

▽巨人対阪神は、巨人が3対2で勝ちました。
巨人は1点を追う7回、1番の吉川尚輝選手が1号ツーランを打って逆転しました。
先発のエース・菅野投手は7回2失点と好投し、勝ち投手になりました。
阪神は先発した西勇輝投手が6回1失点と力投し、打ってもプロ初ホームランと一時は勝ち越しになるタイムリーでチームの全打点を挙げましたが、2人目の岩崎投手が打たれました。

▽DeNA対広島は、広島が5対1で勝ちました。
広島は先発の大瀬良投手がヒット4本1失点で完投し、開幕戦で2年連続となる勝利をあげました。
大瀬良投手は打っても5回に同点のタイムリー、9回にはプロ初のホームランになるツーランと投打に活躍しました。
DeNAはロペス選手の1号ソロで2回に先制しましたが、先発の今永投手がつかまりました。

▽ヤクルト対中日は延長10回、中日が9対7で勝ちました。
中日は7対7で迎えた10回、堂上選手の犠牲フライと阿部選手のタイムリーで2点を勝ち越し、両チームあわせてヒット35本の打撃戦を制しました。
ヤクルトは山田哲人選手と青木選手がともに1号ツーランを打って中盤までリードしましたが、リリーフ陣が崩れました。