新型コロナ 唾液使う新たな抗原検査の試薬を承認 厚生労働省

新型コロナ 唾液使う新たな抗原検査の試薬を承認 厚生労働省
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新型コロナウイルスへの感染を短時間で調べられる「抗原検査」について、厚生労働省は唾液を使って調べられる新たな検査試薬を19日、承認しました。鼻の奥の粘液を採取する従来の方法と比べて医師などの感染リスクを抑えられるということです。
抗原検査はPCR検査より短時間で新型コロナウイルスに感染しているかを調べられる検査で、先月、簡易型のキットが承認されました。

ただ、鼻の奥の粘液を採取する必要があるため、患者がくしゃみなどをすると飛まつが飛び、医師などがウイルスに感染するリスクも指摘されていました。

こうした中、厚生労働省は19日、唾液でも調べられる新たな抗原検査の試薬を承認しました。

試薬は従来のキットとは違って、特定の検査機器にかける必要がありますが、30分程度で結果が出て、感度は従来のものより高くPCR検査と同じ程度だということです。

ただし、唾液を使った検査の対象となるのは発症してから9日目までの人で、それ以外の人は鼻の奥の粘液を採取して実施します。

厚生労働省は近く保険適用し、速やかに実用化する方針です。

今後、今月末までに合わせて3万回分の試薬が供給され、来月以降は、1日当たり7万回分が供給される見通しだということです。また、今回の試薬に対応できる検査機器は国内におよそ800台あり、今後、さらに増産される見通しだということです。

厚生労働省は、唾液を使って検査を行えるようになることで、医師などの感染リスクをこれまでより低く抑えられるとしています。