プロ野球 19日開幕へ コロナ対策まとめたガイドライン発表

プロ野球 19日開幕へ コロナ対策まとめたガイドライン発表
プロ野球は19日のシーズン開幕に向け、新型コロナウイルスの感染者が出た時の対応や感染対策をまとめたガイドラインを発表しました。
NPB、日本野球機構とプロ野球の12球団は感染症の専門家から助言を受けながら、新型コロナウイルスへの対応をまとめたガイドラインを作成し、17日、発表しました。

ガイドラインでは全国や都道府県で緊急事態宣言が出された場合、自治体や保健所とも連携しながら実行委員会を緊急に開催し、リーグ戦の中断を含めた対応を検討するとしています。

そしてPCR検査で陽性となった時の隔離期間は、保健所の指示に従いながら、症状がある場合は発症した日から10日間がたち、症状がなくなってから72時間、症状がない場合は検査のため検体を採取してから10日間などとしています。

また感染予防対応として、ユニフォームを着る選手や首脳陣などについて、ホテルでの宿泊は1人部屋が望ましいとし、起床直後と球場に出発する前には検温を求めています。グラウンドでは素手でのハイタッチや握手などを控え、つばを吐く行為を禁止することなどを求めています。

さらに感染リスクを下げるためには、ポジションの同じ選手ができるだけ行動をともにしないなどの工夫は有効となる可能性があるとしています。

またトレーナーやマネージャー、通訳といったチーム運営担当者、それに球審などは試合中も常時マスクを着用するとしています。

セレモニーなどの開催については必要最低限として、業務上必要な球団、球場職員以外はグラウンドへの入場を原則認めないとしています。

具体的な対応策は…

新型コロナウイルスの感染対策や感染者が出た時の対応などをまとめたプロ野球のガイドラインでは、ユニフォームを着る選手や首脳陣などについて、ホテルでの宿泊は1人部屋が望ましいとし、起床直後と球場に出発する前には検温を求めています。

食事は距離を空けてとるようにして、ビュッフェスタイルは可能なかぎり避け、ルームサービスが可能であれば望ましいとしています。

そして、移動する時にはマスクの着用と手と指の消毒を徹底。可能なかぎりまとまって行動し、一般客との接触を避けることを求めています。

またバスなどで移動する時は、換気や空間の遮断によって濃厚接触を回避することとしています。球場ではグラウンド、ダグアウトを除くすべての場所でマスクの着用を強く勧めているほか、ロッカールームやシャワー室は可能なかぎり濃厚接触を避けるために時間を分けて利用すること。消毒剤をロッカールームやブルペンなどに常時配置し、試合中とその前後に随時消毒を行うこと。素手でのハイタッチや握手などを控え、つばを吐く行為を禁止することなどを求めています。

さらに感染リスクを下げるためには、ポジションの同じ選手ができるだけ行動をともにしないなどの工夫は有効となる可能性があるとしています。

また、トレーナーやマネージャー、通訳といったチーム運営担当者、それに球審などは試合中も常時マスクを着用するとしています。

球団や球場に求められる予防対策としては、空気のよどみを最小限とするよう換気・空調システムを見直し、ミーティングや打ち合わせなどはなるべく屋外で行うとしています。

セレモニーなどの開催については必要最低限として、業務上必要な球団、球場職員以外はグラウンドへの入場を原則認めないとしています。