東京 集団感染の武蔵野中央病院 新たに15人 新型コロナ

東京 集団感染の武蔵野中央病院 新たに15人 新型コロナ
新型コロナウイルスの集団感染が起きた東京・小金井市の病院で、新たに患者と職員合わせて15人の感染が確認されました。
東京・小金井市の武蔵野中央病院では、今月9日までに精神科閉鎖病棟の入院患者と職員合わせて39人の感染が確認されていて、入院患者およそ280人と職員260人の全員を対象に継続的に検査を実施しています。

病院によりますと、16日までの1週間にPCR検査で新たに患者13人と職員2人の感染が確認されたということです。これでこの病院の感染者は合わせて54人になりました。感染が確認されたのはいずれも精神科閉鎖病棟の関係者で、1回目の検査では陰性だった人が2回目や3回目の検査で陽性となるケースが相次いでいるということです。

病院では引き続き、患者や職員の健康状態の確認を続けるとともに、初診の外来や新たな入院の受け入れを中止する措置をとってさらなる感染の拡大防止に努めるとしています。