Jリーグ選手会長 公式戦再開へ「皆さんに感謝し最高の準備を」

Jリーグ選手会長 公式戦再開へ「皆さんに感謝し最高の準備を」
サッカーJリーグの選手会長を務めるJ1、サガン鳥栖の高橋秀人選手が記者会見し、再開の日程が決まった公式戦に向けて「与えられた環境で最高の準備をしていきたい」と意気込みを話しました。
高橋選手は16日、Jリーグの各クラブの代表者などが参加する実行委員会のあとに行われた記者会見に参加しました。

記者会見では、まず再開の日程が決まった公式戦に向けて「サッカーができる喜び、芝生の上で走れることの気持ちよさを感じている。環境を整えてくれた皆さんに感謝し、与えられた環境で最高の準備をしていきたい」と意気込みを話しました。

そして再開直後は『リモートマッチ』と名付けられた無観客での試合になることについて「テレビ画面を通じての応援になるので、皆さんへの思いが画面越しに伝わるようにゴールを決めたときのパフォーマンスなど工夫していきたい」と話しました。

そのうえで、シーズン終了の12月まで、多くが週2試合の過密日程になることに触れ「若い選手を含めて、いろいろな人にチャンスがある。総力戦となりチームの総合力が試されるので、そこを意識して乗り切っていきたい」と話し、気持ちを高めていました。

また、感染が拡大する中で選手たちが抱えていた不安について質問を受けると「練習や移動で、もし感染したときに自分の家族や他の人にもうつすのではないかと心配する声があった。それをリーグに伝えて感染防止のガイドラインを作ってもらった。PCR検査を受け、安全性の担保がある中で、それぞれのチームが一体となって突き進み、今シーズンを完結させたい」と話していました。