埼玉県内の休業要請・酒類提供制限 あす解除決定へ

埼玉県内の休業要請・酒類提供制限 あす解除決定へ
埼玉県の大野知事は、接待を伴う飲食店やライブハウスなどを対象に続けてきた休業要請と午後10時までとしている酒類の提供時間の制限について、16日に解除を決定する考えを示しました。これで4月から続いていた埼玉県内の休業要請はすべて解除されることになります。
埼玉県は、緊急事態宣言の解除を受けて段階的に休業要請を解除していますが、キャバレーなどの接待を伴う飲食店やライブハウスは、全国で集団感染が相次いだことから休業要請を続けていました。

しかし、15日、県庁で開かれた専門家会議で、新たな感染者の数などが県の設定した目安を下回っているとして、各施設での感染防止対策の徹底を条件に休業要請を解除することが了承されました。

また、現在は午後10時までとしている酒類の提供時間の制限についても解除することが合わせて了承されました。

これらの方針は、16日に開かれる県の対策本部会議で正式に決まり、会議終了後、大野知事は解除の時期について「あす以降、可及的速やかに解除することを検討している」と述べました。

これで4月から続いていた埼玉県内の休業要請は、すべて解除されることになります。