剣道 全日本選手権 年内は中止 来年1~3月の開催検討 コロナ

全日本剣道連盟は新型コロナウイルスの影響で、ことし11月に予定されていた男子の「全日本選手権」の中止を決めました。連盟では来年1月から3月での開催を検討したうえで、ことし10月をめどに開催するかどうかの判断をするとしています。
剣道の全日本選手権は個人戦の日本一を決める大会で、男子はことし11月に東京の日本武道館で行われる予定でした。また女子の全日本選手権は9月に長野市で開催される予定でした。

全日本剣道連盟では、新型コロナウイルスの影響で都道府県の予選が安全に運営できないおそれがあることから、いずれの大会も年内の開催については中止を決定しました。

そのうえで、来年1月から3月までの間にいずれの大会も開催を検討し、ことし10月をめどに開催の可否について判断するとしています。

全日本剣道連盟は「新型コロナウイルスの状況を考えて苦渋の決断をした。終息を願うばかりだ」とコメントしています。