自民派閥会合 布マスク配布や消費喚起策で政府説明求める声も

自民派閥会合 布マスク配布や消費喚起策で政府説明求める声も
新型コロナウイルス対策をめぐり自民党の派閥の会合では、衆議院の解散・総選挙も見据え、布マスクの配布や、消費喚起策について、政府の十分な説明を求める声などが出されました。
石破元幹事長は「仮に衆議院の解散があった時に選挙区に帰って、布マスクの配布や、『Go Toキャンペーン』などについて、きちんと答えられるのか。野党の支持率が低いから大丈夫というのは、決して威張れた話ではない。残された予算委員会できちんと政府に答えてもらわなければならない」と述べました。
また、麻生副総理兼財務大臣は「来週17日には国会が終わり、19日になると東京からばい菌を運んでくるというようなイメージがなくなり、選挙区に帰れるようになる。数か月帰っていない人もいると思うが、こういう時こそくまなく回ってほしい」と述べました。
一方、石原元幹事長は「自民党内にも、厳しい消費環境を是正するため消費税をゼロにすべきだと言う人がいるが、歴代の内閣が選挙で苦しい思いをしながら引き上げてきたものであり、これから選挙を迎えると、そういう人たちは逆に苦しいと思う。どこかの政党と同じ主張になる」と述べました。