都教委 熱中症の危険高い場合はマスク外す対応を通知

都教委 熱中症の危険高い場合はマスク外す対応を通知
新型コロナウイルスの感染防止のため、学校では常にマスクを着用するのが望ましいとされていますが、東京都教育委員会は区市町村の教育委員会などに通知を出して、熱中症の危険性が高い場合にはマスクを外すよう呼びかけています。
東京都は今月1日からの学校再開を前に、先月末、学校で新型コロナウイルスの感染を防ぐためのガイドラインを公表し、合わせて熱中症事故の防止のための通知をしました。

それによりますと、感染拡大を防ぐため、児童・生徒や教員は基本的に常にマスクを着けるのが適切だとしています。

一方で、ことしは体が暑さに慣れていない段階で暑い時期を迎えることが予想されるとして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

そのうえで、熱中症の可能性が高い場合は、換気や十分な距離を保つなど配慮をしたうえで、子どもたちのマスクを外す対応をすることや、体育の授業や運動の部活動ではマスクをつける必要がないことなどを呼びかけています。