米NBA 来月31日からシーズン再開の方針

米NBA 来月31日からシーズン再開の方針
NBA=アメリカプロバスケットボールは4日、理事会を開き、新型コロナウイルスの影響で、3月中旬から中断していたシーズンを来月31日から再開する方針を決めました。
NBAでは、3月11日にジャズの選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことがわかり、レギュラーシーズンが中断しました。

その後、アメリカ各地で外出や経済活動の制限が段階的に緩和されたのにあわせて各チームは施設での練習を再開していました。

そしてNBAは4日に開いた理事会で来月31日からシーズンを再開する方針を決めました。

去年10月下旬に開幕したNBAはレギュラーシーズン82試合のうち4分の3ほどを終えて中断していましたが、再開されるシーズンではプレーオフに向けて中断時点の成績をもとに30チームのうち22チームが参加します。

22チームには八村塁選手が所属するウィザーズや、渡邊雄太選手が契約するグリズリーズも含まれています。チームの移動による感染のリスクを減らすため、22チームはフロリダ州オーランドに集まり、1か所で試合を行う集中開催の方法がとられます。

再開されるシーズンでは、プレーオフに進むチームを決めるために、各チーム8試合ずつを戦ったあと、プレーオフを開催します。

各チームは今後、本拠地で本格的な練習を始めたあと、来月上旬にはフロリダ州でキャンプを行うことになっていて、まずは練習やキャンプで選手や関係者の新型コロナウイルスへの感染を防ぎ、計画通りにシーズンに移行できるかが注目されます。