東京五輪・パラ 開幕1年前のイベント 合理化で見送りに

東京五輪・パラ 開幕1年前のイベント 合理化で見送りに
来年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックについて、大会組織委員会は、大会の合理化を目に見える形で進める一環として、オリンピック開幕の1年前にあたる来月に大規模なイベントを行わない方針を固めました。
新型コロナウイルスの影響で来年夏に延期された東京大会をめぐっては、組織委員会が延期によるコスト削減を図るためあらゆるサービスや規模の見直しを進めています。

大会関係者によりますと、組織委員会の森会長は東京都の小池知事と4日午後、都内で会談し、大会の合理化を目に見える形で進めることを確認したということです。

そしてその一環として、組織委員会は、オリンピック開幕の1年前にあたる来月に、大規模なイベントを行わない方針を固めたことがわかりました。

組織委員会の関係者は「新型コロナウイルスの感染リスクが続く中で、にぎやかなイベントを行うわけにはいかない」として、社会情勢にも配慮したいとしています。