経済同友会は4日、通常総会を開き、櫻田代表幹事は、新型コロナウイルスによって大きく変化する社会や経済について議論する新たな組織を設置して、今後の規制改革などを積極的に提言する考えを示しました。

通常総会では櫻田代表幹事が再任されたほか、新しい副代表幹事に東芝の車谷暢昭社長やサントリーホールディングスの新浪剛史社長ら4人が選任されました。

2年目の活動がスタートするのにあたって、櫻田代表幹事は「新型コロナウイルスの感染拡大は、個人の生活や働き方、ビジネスの形態など、あらゆる面で大きな影響を及ぼしている」と述べ、社会や経済について議論する新たな組織を設置し、規制改革などを積極的に提言する考えを示しました。

総会後の記者会見では新しい4人の副代表幹事があいさつし、東芝の車谷社長は「コロナ後の社会をよりよい社会にするために、大きなビジョンと明るい展望をもって政策提言に貢献していきたい」と述べました。