第2次補正予算案 GDP2%程度押し上げる効果 政府が試算

第2次補正予算案 GDP2%程度押し上げる効果 政府が試算
新型コロナウイルスへの対策を盛り込んだ第2次補正予算案について、政府はGDP=国内総生産を2%程度、押し上げる経済効果があるとする試算を示しました。第1次補正予算などとあわせると一連の経済財政政策のGDPの押し上げは6.4%程度になるとしています。
それによりますと、今年度の第2次補正予算案の経済効果は、家賃支援の給付金や、雇用調整助成金の拡充など、今の時点で支出が見込まれるものだけでGDPを実質で2.0%程度押し上げると試算しました。

政府はこれまで、去年12月に決定した経済対策は今年度以降の効果としてGDPを1.1%程度押し上げ、今年度の第1次補正予算などでは3.3%程度押し上げるとしていました。

これに今回の第2次補正予算案を加えた一連の経済財政政策は、GDPを実質で6.4%程度押し上げる経済効果があるとしています。