陸上 コロナで延期の日本選手権 10月に新潟市で開催

陸上 コロナで延期の日本選手権 10月に新潟市で開催
日本陸上競技連盟は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でことし秋に延期するとしていた日本選手権を10月に新潟市で開催することを決めました。
陸上の日本選手権は、東京オリンピックの代表選考を兼ねて、ことし6月に大阪市の「ヤンマースタジアム長居」で行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で秋に延期となっていました。

日本陸連は4日、テレビ電話方式の理事会を開いて、新しい日程について協議し、ことし10月1日から3日に新潟市の「デンカビッグスワンスタジアム」で行うことを決めました。新潟市での開催は2015年以来、5年ぶりです。

また、国際競技団体の世界陸連が、ウイルスの感染拡大の影響を考慮して選手間の公平性を維持するため、ことし11月30日までの成績は、選考の対象から外すとしていることなどから、ことしの大会では東京オリンピックの代表選考を行わないこともあわせて決めました。

また、1万メートルや5000メートルなどの長距離のトラック種目の日本選手権については、会場と日程を別途、調整しているということです。