新型コロナウイルス対策の第2次補正予算案について、政府は、来週8日に提出すると国会に伝えました。与党側は、その日のうちに審議に入りたいと提案したのに対し、野党側は、10兆円の予備費の減額を求め、引き続き協議することになりました。

4日開かれた衆議院議院運営委員会の理事会には、西村官房副長官が出席し、今年度の第2次補正予算案について、来週8日に国会に提出すると伝えました。

これを受けて、与党側は、その日のうちに本会議を開いて、麻生副総理兼財務大臣の財政演説と各党の代表質問を行い、審議に入りたいと提案しました。

一方、野党側は、あらかじめ使いみちを決めていない予備費が10兆円と歳出全体の3分の1近くを占めており、容認できないとして、減額するよう求め、引き続き協議することになりました。