北九州 新たに5人の感染を確認 新型コロナウイルス

北九州 新たに5人の感染を確認 新型コロナウイルス
北九州市では3日、新たに5人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、北九州市での感染確認は12日連続で、合わせて124人となりました。1日の感染確認が1桁になったのは2日連続で、市は感染の拡大傾向は落ち着いてきたように見えるとしたうえで、患者の発生状況を引き続き注視する考えです。
北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは、中学生1人と60代から90代の男女4人の、合わせて5人です。

このうち中学生は小倉北区の思永中学校の生徒で、すでに感染が確認されている生徒の濃厚接触者だということです。

また、市は、八幡西区にある新王子病院で、2日までに患者と医療スタッフ合わせて5人の感染が確認され、この病院で集団感染が発生したとみられることから、3日、厚生労働省のクラスター対策班が現地で調査を行ったことを明らかにしました。

北九州市で1日の感染確認が1桁になるのは、2日の6人に続いて2日連続で、市は感染の拡大傾向は落ち着いてきたように見えるとしています。

ただ、3日に感染が確認された5人のうちでも、3人は感染経路が分かっておらず、この12日間に感染が確認された124人のうちでは43人が感染経路不明で、市は患者の発生状況を引き続き注視する考えです。