国民民主党 大学入試 来年に限り春と夏に実施を 新型コロナ

国民民主党 大学入試 来年に限り春と夏に実施を 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、受験生にも学びの格差や遅れが生じているとして、国民民主党は、来年に限って大学入試の時期を遅らせて、春と夏の2回行うべきだとする案をまとめました。
国民民主党は4月に作業チームを設け、「9月入学」について検討を進め3日の総務会で、その結果をまとめました。

それによりますと、「9月入学」自体は、就学前の子どもたちへの影響が大きすぎるなどとして、導入を見送るべきだとしています。

一方で、感染拡大の影響で受験生にも学びの格差や遅れが生じているとして、来年に限って、大学入試の時期を遅らせて春と夏の2回行うべきだとしています。

これに合わせて入学の機会も4月と9月に設けるよう求めています。

玉木代表は記者会見で「政府は9月入学の導入を見送るだけでは無責任で、受験生が心配している大学入試の時期などについて方針を示すべきだ」と述べました。