ゴルフ国内女子ツアー 今季開幕戦を今月25日に無観客開催へ

ゴルフ国内女子ツアー 今季開幕戦を今月25日に無観客開催へ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大会の中止が続いていたゴルフの国内女子ツアーは、今月25日から千葉県で行われる大会が観客を入れずに今シーズンの開幕戦として開催されることになりました。
今シーズンの女子の国内ツアーは、3月に予定されていた開幕戦から中止が続いて、すでに半分以上の大会が中止となり、今シーズンと来シーズンを合わせて1つのシーズンとすることが発表されています。

こうした中、日本女子プロゴルフ協会は、今月25日から4日間、千葉県袖ケ浦市で行われる大会について、新型コロナウイルスの感染状況も踏まえ、大会主催者と検討した結果、観客を入れずに開催することを決めました。

協会は、国内のゴルフ関連5団体で作成したプロのツアー大会を行う際の新型コロナウイルス感染対策のガイドラインにのっとって大会を実施し、選手や関係者に毎日の検温や問診票の提出を求めるなどの対策を取ることにしています。

ツアーが約4か月遅れて開幕することについて、今週行われる予定だった大会で去年優勝した上田桃子選手は3日、オンラインで会見し、「ようやく試合がある日常に戻れるということで率直にうれしい。人が集まると、どうしても感染のリスクは上がると思うので、選手一人一人が自覚を持って感染対策して大会を成功させたい」と話していました。

一方、3日はことし10月に兵庫県で予定されていた大会の中止も発表され、今シーズン中止が決まった大会は20となりました。