プロ野球 練習試合始まる コロナ感染対策も

プロ野球 練習試合始まる コロナ感染対策も
今月19日のシーズン開幕に向けたプロ野球の練習試合が2日から始まりました。
練習試合は新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるため、まずは首都圏に8チーム、関西に4チームが集まり、チームの移動をなるべく少なくした日程が組まれました。

2日は6試合が無観客で行われ、このうち東京ドームではともに去年リーグ優勝に輝いた巨人と西武が対戦しました。

先発した巨人のエース・菅野智之投手は、ボールにキレがあり、4回を投げて5つの三振を奪い、ソロホームランによる1点に抑えました。

開幕投手を務めることが決まっている菅野投手は、およそ2か月ぶりの実戦マウンドについて「試合がない期間もうまく調整ができた。きょうが100%ではなく、これからまだまだよくなる」と話していました。

また、各球場では主審がマスクをつけたり、ベンチの選手がホームランを打った選手を接触をしない形で祝福したりするなど、感染対策を意識した取り組みが行われていました。

各チームは最大で12試合の練習試合を行い、今月19日のシーズン開幕に備えます。