なでしこジャパンエースの岩渕真奈 所属チームで練習再開

なでしこジャパンエースの岩渕真奈 所属チームで練習再開
サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」のエース、岩渕真奈選手が、神戸市の所属チームで本格的に再開した練習に参加し、「ピッチに戻ることができてうれしいし、一日一日、下を向かずに前向きに頑張りたい」と抱負を話しました。
なでしこリーグのINAC神戸レオネッサに所属する岩渕選手は、新型コロナウイルスの影響を受けて、およそ2か月ぶりに本格的に再開した、2日のチームの練習に参加しました。

神戸市東灘区のグラウンドには、岩渕選手や、4年連続のリーグ得点王で、今シーズン、日テレ・ベレーザから加入した田中美南選手など、選手20人余りが集まり、筋力トレーニングやランニングなどで汗を流したあと、ボールを使った練習を行いました。

また、練習の合間には、選手1人1人が感染防止のため手を消毒するなどしていました。

当初3月に開幕する予定だったなでしこリーグは、来月18日に開幕することが2日決まりました。
岩渕選手は「東京オリンピックも延期となり、正直、気持ちを整理できない面もあった。ただピッチに戻ることができてうれしいし、一日一日、下を向かずに前向きに頑張りたい」と話していました。

そのうえで、日本が招致を目指している2023年の女子ワールドカップの開催地が、今月25日に決まることについて、「女子サッカーの文化が根づくためには大事な大会で、オリンピックと同様に日本に来てほしい」と期待していました。